労働条件を改善する春闘

全国一般東京南部の春闘は、いくつかの職場で、メーデーを越える交渉が続けられています。

第87回日比谷メーデー行進

春闘とは、賃金・労働条件を見直した改善要求を使用者に提出し、労使協議の合意を目指すことです。
しかし、中小企業の経営状況は依然厳しく、年度の賃金改定は粘り強い交渉が行われます。私たちは格差是正と安心して健康に働き続けられる職場づくりのため「春闘」を闘っています。

労働者が何も言わなければ、労働条件が下がり、職場が劣化していきます。だから、労働条件の改善は、職場の声を集めて、経営者に要求としてぶつけるところから始まります。
交渉は、スト権を立てて、粘り強く。団結力が勝負です。

労働者の声は、職場改善に欠かせません。
労働組合の要求は、組合員の民主的な討議を繰り返し決定されます。組合員の総意による要求に対し、経営者は誠意をもって交渉することが義務づけられています。