Berlitz ストライキ損害賠償請求事件 勝利判決!

ベルリッツ・ストライキ損害賠償請求裁判 勝利判決勝ち取る!  2012年2月27日

 争議権に対し訴訟を起こし、労働組合の弱体化を狙った弾圧が頻発しています。権利のために声を上げた労働組合へ使用者が訴訟を起こしすケースを私たちは「逆ギレ訴訟」と呼んでいます。雑誌の取材に応じた結果の記事が「名誉毀損」だとして組合委員長を解雇した「阪急トラベルサポート」(全国一般東京東部労組)、派遣社員が派遣労働の実態を国会議員会館内での集会で訴えたことを「就業規則違反」だとし、その後組合員の業務を廃止し全員解雇したKDDIエボルバ(派遣ユニオン)、残業代未払いを労働基準監督署に訴えた報復に組合員を「窃盗罪」刑事告訴したすき家(首都圏青年ユニオン)。このような使用者のなんと露骨で、いやらしく、下品であることでしょう。ベルリッツ・ジャパンもまた、全国一般なんぶに対し、労働組合のストが違法だと損害賠償を請求しました。

■春闘ストライキの報復に
 私たちは、1994年、ベルリッツジャパンの外国籍の労働者を中心とした語学講師を組織し、支部を結成しました。しかしその後16年間、経営事情を理由に、ベースアップが行われてきませんでした。2008年、支部組合BEGUNTOは、会社好調を背景に春闘要求を立て交渉を重ねました。しかし会社はゼロ回答。私たちは語学講師組合員の指名授業ストライキによって団体交渉を進めようとしました。ところが、会社はそのストライキが「会社への加害目的」で違法だと、組合や役員に対し1億1千万の損害賠償請求訴訟を起こしたのです。

 ストライキ(団体行動権)は労働組合の権利です。労働の権利主張に対する使用者の反応が、金にモノを言わせた加虐的な訴訟だなんて、 まさに“逆ギレ”報復と言わざるを得ません。

 この裁判で、ベルリッツ・ジャパンは、最後まで1億1千万円の損害金の根拠を明らかにすることができませんでした。1億1千万円という損害賠償を請求することの目的が労働組合を萎縮させ弾圧することにあったというほかありません。このような訴訟自体、反社会的な行為であり、権利侵害、不当労働行為といえます。
 「ストライキの正当性に欠けるところは認められない」、「加害が認められる根拠はない」とする東京地裁判決を受け、ベルリッツ・ジャパンが早期に争議解決へ努力することを求めます。

■Berlitz lawsuit Strike is a labor union’s rights
We won!
The Tokyo District Court has ruled that all of Berlitz Japan’s claims against the Union regarding strikes has been rejected.

  During 2008 year’s shunto spring offensive, Berlitz General Union Tokyo (“Begunto”) demanded the first “base-up” in 16 years and began a long-term surgical strike campaign.  Berlitz management, however, claimed the strike’s purpose was to hurt the company rather than realize the demands and sued Nambu, Begunto, Nambu President,  Deputy General Secretary at the time and five Begunto executives for alleged damages 110 million yen.       We cannot accept this violation of our right to “legitimate union activities and collective action.” The disputed points are concerning labor union activities and the rights to collective action. The result of this lawsuit would definitely affect further worker-management relationship in Japan. We cannot lose this battle.