多民族・多文化共生社会へ
マーチ・イン・マーチ March in March
1993年、全国一般労働組合東京南部は、全統一労働組合、神奈川シティユニオンなど外国人労働者を組織する労働組合と、増加する外国人労働者の労災相談を受けた東京労働安全衛生センターとともに、外国人労働者の権利獲得の課題を合同で取り組み始めました。そして、1994年3月8日、はじめての外国人労働者の春闘、「生活と権利のための外国人労働者一日行動」を闘いました。
以来、私たちは毎年3月に外国人労働者の権利獲得のための行動を継続しています。2005年からは、外国人労働者(移住労働者)が権利を訴え、デモ行進をする「マーチ・イン・マーチ」を開催しています。マーチ・イン・マーチは、外国人労働者の課題を文化的に表現する集会とデモです。私たちは多民族・多文化共生社会へ向けて、外国人労働者とともにこの取り組みを進めています。
March in March is an action carried out by migrant workers every year in March. The first time that migrant workers in Japan fought the traditional spring struggle to improve their working conditions and secure their right was in March of 1993. That time was shoutly after the bubble economy ended.
Problems of workplace accidents and layoffs were happening one after the other to the so-called “dekasegi” migrant workers who had propped up the bubble economy. Every year in March since then, migrant workers have taken up the issues which were relevant at the time, and have brought forward an image of the conditions in Japanese society from their point of view.
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支部活動
全国一般なんぶは、それ自体でひとつの労働組合ですが、地域の企業に約50の支部/分会があります。支部/分会の職種・業種は多種多様で、それぞれの支部/分会には、それぞれの職場活動があります。それが「支部活動」です。
職場活動の基本は組合内の民主主義です。支部/分会も、定期大会を開催し、支部の代表者や支部財政、活動方針などを決めています。
支部/分会は、労働環境を改善するために、組合員からの報告や意見を取りまとめる職場討論、職場集会などを経て、定期大会や臨時大会で要求を決めます。支部・分会の執行委員は、つねに組合員からの職場報告に気を配っています。
また、支部/分会組合員の交流を図るパーティーやレクレーション、支部/分会の機関紙を発行したりと、職場の団結を強めるための活動を支部独自に行っています。
右の写真にある「旗開き」というのは、労働組合の新年会のことです。
私たちの支部のひとつである日本音楽著作権協会労組(JASRAC労組)には、日刊で出している組合機関紙『とっしん』があります。すでに10000号を超えた歴史ある日刊紙として、日本でも屈指の労働組合機関紙です。
こうした職場の支部活動も、全国一般なんぶのような合同労組では、支部/分会同士の相互交流ができるという特徴があります。
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